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北海道基準も可能にする優れた断熱性能

熱伝導率の優れた断熱材と樹脂サッシを採用

数値化された断熱性能で実証

この地で一年中快適に暮らすためには、建物の断熱性能がどのレベルにあるかが非常に重要になります。
部屋ごと暖めても(冷やしても)、一度廊下やホールに行くと寒い(暑い)、というような家をは決して快適とは呼べません。
私達のコンセプトである「家の中のどこに行っても一年中快適な空間の家」とするためには、この断熱性能を高める必要があるのです。
日伸建設では、この断熱性能には以前よりこだわって取り組んできました。
 
断熱性能は「UA値」という数値で表すことができます。
「UA値」という数値は、壁や屋根などの建物の覆う部分の断熱性能を数値化したもので、その値が低い方が性能が高いというものです。
 
そして、これは次世代省エネ基準や性能表示制度の温熱等級というものでは日本全国の地域によって推奨値が異なり、岐阜県の東濃地方では「0.87以下」という基準となっていて、現在まで長期優良住宅の基準ともなっています。
しかし、この基準は九州地方と同じレベルの数値であり、決して高い基準ではありません。2022年10月からは、長期優良住宅の基準も更にワンランク高い「温熱等級5=0.6以下」となる予定でもあります。
当社では、この新基準をクリアするのは当然ですが、更に性能を向上させるべくご提案をしています。
 

温熱等級6相当の断熱性能も可能です

性能表示制度の温熱等級も、これまでの4段階から7段階まで増える予定です。日伸建設では、長期優良住宅の新基準となる「等級5」は当然として、その上のランクである「等級6=UA値0.46以下(5地域)」も実現することも可能です。

※中津川市、恵那市、瑞浪市党は5地域、多治見市、可児市党は6地域となります。

これらの断熱性能を高めるには当然ですがコストに影響してきますので、お客様のご予算も踏まえながら、最適な性能の家をご提案していきます。
 
また、どうしても壁より窓の方が断熱性能は劣るので、窓が小さい家の方が数値が良くなります。
そこで、お客様の求めるものとのバランスが非常に大事になるのですが、それでも高い断熱性能レベルを維持しつつ、明るい窓や暮らしやすい間取りを意識しながらご提案をいたします。
 

温熱等級の地域区分とUA値

地域区分 1・2地域 3地域. 4地域 5地域 6地域 7地域
代表都市 札幌市 盛岡市 高山市 恵那市 多治見市 鹿児島市
等級4 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
等級5
0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60
等級6 0.28 0.28 0.34 0.46 0.34 0.46
等級7 0.20 0.20 0.23 0.26 0.26 0.26
地域区分 1・2地域 3地域. 4地域 5地域 6地域 7地域
代表都市 札幌市 盛岡市 高山市 恵那市 多治見市 鹿児島市
等級4 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87
等級5
0.40 0.50 0.60 0.60 0.60 0.60
等級6 0.28 0.28 0.34 0.46 0.46 0.46
等級7 0.20 0.20 0.23 0.26 0.26 0.26

高性能の断熱材を採用

高性能グラスウールの施工
壁や屋根に使う断熱材は、「高性能グラスウール」を採用しています。
一般のグラスウールに比べて高性能であり、この断熱性能に優れた断熱材を、壁や屋根にしっかりと厚く敷き詰めていきます。
グラスウールは施工品質が重要なのですが、それをしっかりと管理しながら施工することで、パフォーマンスの高い住宅になるという訳です。

 

ペアガラス樹脂サッシの採用

ペアガラス樹脂サッシ
最も熱が逃げやすい窓には、フレームが樹脂でガラスが2層になっているサッシを標準でご提案します。
樹脂はアルミに比べてとても熱伝導率が低いので、サッシのフレームに使うことで飛躍的に建物に断熱性能が向上します。そして、ガラス部分も2層にして、場合によってはその間にガスを入れることで、高性能なサッシとなります。
更に家の性能を向上させる場合は、ガラスを3層にする「トリプルサッシ」もご提案することで、家全体の断熱性を高くすることも可能となります。
また、Low-Eガラスという熱を逃がさない(遮断する)特殊なガラスも標準採用していることで更に性能を高めています。
 
これらの基本の断熱性能を高めることに、自然の太陽光をコントロールする「パッシブデザイン」を加えて家づくりに取り組むことで、一年中快適な暮らしを実現することができるのです。

日伸建設がこだわる技術と性能